今日は私にもひとつの役割があります。それは先月、フランスのアングレーム市に行ってまいりました。アングレーム市には国立のまんが館「フランス国立まんが映像センター」があり、そこを中心に第30回国際まんがフェスティバルが開かれました。実はその前年に初めて伺いまして、その時にアングレーム市の市長さん、当時38歳でモテさんというんですが、意気投合して「是非、横山隆一記念まんが館のオープンの際にはおいでください」とご案内申し上げたところ、昨年の4月にわざわざ高知までおいでていただきました。そのお返しということじゃないですが、今回訪れたわけです。
その時の様子を私の下手なデジカメで撮ってまいりましたので、ちょっとご報告をさせていただきたいと思います。
実は今回の目的は、第30回国際まんがフェスティバルを見せていただくとともに、世界でまんがに力をいれている都市の連携、まんが都市国際ネットワークを作ろうではありませんかということで、今回その協定に調印をすることができました。これはアングレーム市の市長さんが高知に来られた時に思いつかれたことのようですが、ベルギーのブリュッセル市、シャルルロア市、ポルトガルのアマドラ市、フランスのアングレーム市、イタリアのルカ市、カナダのケベック市、日本では私ども高知市、全部で7都市がこれに参画をしたわけです。
アングレーム市の位置ですが、パリからTGVという新幹線で2時間15分くらい南下したところにアングレーム市があります。人口46,000人、中世の町がそのまま残っている大変素敵な雰囲気の町です。
これが町の現況です。この赤い印がついておるところが今回の国際まんがフェスティバルのパビリオンで、町のあちこちにあります。いろいろなところに大きい壁画が描いてありまして、これもまんがなんですけれども、国際まんがフェスティバルのグランプリをとられた方が描くということに大体なっております。
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