フクちゃん裏話
フクちゃんが生まれたいきさつ
1936(昭和11)年から朝日新聞東京版で連載が始まった「江戸ッ子健ちゃん」の脇役として登場。主人公の健ちゃんよりもフクちゃんに人気が集まって、フクちゃんを主役とした「養子のフクちゃん」が始まった。
画像を拡大表示する
まんが フクちゃん初登場
フクちゃんの名前の由来
「フクちゃん」という名前は、漫画集団仲間・横井福次郎からとったもの。本名「福山福一」は「横山隆一」をもじっている。
映画になったフクちゃん(「江戸ッ子健ちゃん」)
1936(昭和11)年「江戸ッ子健ちゃん」がPCL(現東宝)で映画化された。主人公健ちゃんに喜劇王エノケンの息子・榎本映一、フクちゃんは中村メイコ。
早稲田大学とフクちゃん
フクちゃんの大学帽が早稲田の制帽に似ていたことから、早慶戦の応援マスコットとして長い間使われるようになった。無断使用であったが、隆一は「早稲田の杜だけは著作権なしの治外法権」と容認。その縁から、隆一は1999(平成11)年3月早稲田大学芸術功労者となり、フクちゃんとともに早稲田大学を卒業した。
画像を拡大表示する
早稲田学報
アニメ化フクちゃん
1982(昭和57)年にテレビ朝日にてアニメ化された「フクちゃん」は、原作を現代風にアレンジしたもの。なので、フクちゃんの両親や「クミちゃん」「ゆかりさん」などのアニメオリジナルキャラも登場する。フクちゃんの声は坂本千夏、おじいさんは田崎潤、アラクマさんは銀河万丈が担当した。
トップページに戻る