フランスコミック・アート展
 
知られざるフランスコミック バンド・デシネの世界
フランスコミック・アート展
開催場所 まんが館・企画展示室
開催日時 2003年10月18日(土)〜2003年11月30日(日)
9:00〜19:00
※初日10月18日(土)は、オープニングセレモニーのため10:00〜
休館日 毎週月曜日 ※但し、11月3日・24日は開館
入場料

【企画展観覧券】
一般300(240)円/中高生150(120)円/小学生100(80)円

【常設展共通券】
一般600(480)円/中高生300(240)円/小学生150(120)円

※( )内は20名以上の団体料金
※小学生未満は無料、65歳以上の方、身体障害者手帳(1、2級)、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその介護者1名は半額

主催 (財)高知市文化振興事業団・横山隆一記念まんが館
共催 高知新聞社・RKC高知放送
後援 フランス大使館文化部・高知日仏協会 ・エフエム高知・NHK高知放送局・KSSさんさんテレビ・KUTVテレビ高知・高知ケーブルテレビ・高知シティFM放送
協力 日本マンガ学会・東京日仏学院
企画協力 I.D.F.Inc
展示内容 1.SF・ファンタジーの世界
メビウスMoebius、ビラルBilal、メジエールMezieres、
スクイテンSchuiten

2.色彩感、躍動感溢れるグラフィックアートの世界
マットッティMattotti、ルスタルLoustal、
デュピュイ&ベルベリアンDupuy&Bererian

3.戦争や民族、精神世界の問題に光を当て始めた作家たち
ダヴィッド・べーDavid B.、ブランBlain、スファーSfar、
トロンダイムTrondheim、ド・クレシーDe Crecy、ギベールGuibert
関連
イベント
人気フランスコミック作家・ブラン&トロンダイム来館!
「第9の芸術」と呼ばれるフランスコミックの魅力や技法を語ります。
10/18(土)14:00〜16:00
会場:高知市文化プラザかるぽーと10階絵画室
参加無料
スクイテン トロンダイム
スクイテン
「傾いた子ども−謎の都市」
 (C) Casterman 1996
ルイス・トロンダイム
「ハエ」
 (C) Seuil 1995
フランスコミック(バンド・デシネ=BD)は、 「第9の芸術」と呼ばれるまでに多様で高度な発展を遂げ、世界中のクリエーターに多大なる影響を与えています。しかし一方で、日本でその作品を目にする機会はほとんどありません。その知られざるまんが文化の先進国・フランスで現在活躍中のBD作家の作品原画を中心に展示、BDの歴史や、その特殊な制作技法等を紹介しました。
フランス国立まんが映像センター(CNBDI)との友好協定を締結している横山隆一記念まんが館として、初めて本格的なフランスコミックを取り上げる企画展となりました。
フランスコミック・アート展 BDカフェ
200点近い原画を展示。見応えのある展覧会となりました。 BDの単行本が読める「BDカフェ」のコーナーもご好評いただきました。
〜展示の感想より〜
刺激的でハードボイルド(10代女性)
日本のものよりアーティスティックな部分が強いと思った(30代女性)
見応え充分! まさにアートでした。加えて、出版、コスト、作り手の位置によるまんがの発展形態について考えさせられました(40代女性)
フランス文化を実際に見て感じ取れたのがいい体験になった(20代男性)
どの作品も素晴らしく、時代によって作画や作風の違うところがおもしろかったです。色の塗り方も大変参考になりました(10代女性)
色彩やアートとしてのおもしろさがある(40代女性)
会期中、まんが館3階・まんがライブラリー1に期間限定「フランスコミックコーナー」を設置。フランスコミックアート展出展作家の作品を中心に、200冊以上の単行本をご用意しました。まずは単行本を手にとってみて、興味がわいてから展示室に足を運ぶ方、展示を見た後でゆっくりと作品を楽しむ方など、ご自由にお楽しみいただきました。
フランスコミックは、現在まんがライブラリー1内の貴重図書コーナーにあります。閲覧を希望される方は、受付でお申し出下さい。
まんがライブラリー まんがライブラリー
会期中、まんがライブラリー内に設置したフランスコミックコーナー 普段目にすることのないBDの単行本がずらりと並びました。
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