高知市文化プラザ開館記念事業
アニメーションのあけぼの おとぎプロ作品上映会
おとぎプロ作品上映会
開催会場 高知市文化プラザ大ホール
開催日時 2002年5月17日(金)●夜の部17:30開場・18:00上映
2002年5月18日(土)●昼の部13:00開場・13:30上映
2002年5月18日(土)●夜の部17:30開場・18:00上映
入場料 500円(350円)・小学生未満無料

※( )内の料金は身体障害者手帳(1.2級)、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその介護者1名の料金です。
上映作品 @ふくすけ(1957年制作・15分)
Aひょうたんすずめ(1959制作・55分)
B5万匹(1966年制作・3分30秒)
Cプラス5万年(1961年制作・9分)
Dおとぎの世界旅行(1962年制作・76分)
上映作品あらすじ
ふくすけ
1957年・15分
カエルの子どもふくすけは、頭が大きくて重く、いつも逆立ち状態。お医者さんの治療は失敗して今度は頭が軽くなりすぎて…。1957年毎日映画コンクール教育文化映画賞等、各賞を受賞したおとぎプロの代表的作品。
ひょうたんすずめ
1959年・55分
お米を生み出す不思議なひょうたんをめぐって、カエル王国は大混乱。日本民話「不思議なひょうたん」にヒントを得た、おとぎプロ初の長編アニメーション。
5万匹
1966年・3分30秒
ユニークな動物たちの、奇想天外なものがたり。「へんないのしし」「河馬ぞ行く」「怪しいこぶ」の3本を上映。音楽担当は作家の大岡昇平。
プラス5万年
1961年・9分
巨竜時代から展開し、人類の進化を模索するSFショートショート。科学の力によって進化していった人類の未来とは…? 才人・鈴木伸一の作品。
おとぎの世界旅行
1962年・76分
ソーラン老人・オケサ青年・チョイナ少年の3人が、蒸気自動車ヨサコイ号に乗ってくりひろげる、まんが映画巡回の世界一周旅行。短編5編を収録したオムニバス作品。
おとぎプロ作品上映会当日
2002年5月17日・18日、横山隆一先生の設立したアニメーション制作会社「おとぎプロ」の作品の中から、代表的な5作品を上映しました。アニメ草創期、手工業的家内工業で制作されたことから「たたみプロ」とも呼ばれた手作りの作品たち。その色あせない魅力は、訪れた人々を驚かせました。18日には、鈴木伸一氏、甲藤征史氏ら、かつてのおとぎプロスタッフの方々がかけつけて下さいました。
〜上映後の感想より〜
普通の映画と違い、自由に映像を解釈できた(20代男性)
なかなか見られないフィルム上映で楽しかった(50代女性)
色がキレイ。発想が面白い。現在でも見応えがある。子どもが喜んで見ていた。絵がすばらしい(60代女性)
色がきれいなのにビックリしました(50代男性)
意外といろいろ発見すること、考えることが多くあった(30代男性)
25年前に「日本アニメーション映画史」で読んだ作品たちに出会えて、感無量です(30代男性)
とてもゆったりとした時間と、40年前にこれほどの動きと色彩のアニメを作ったおとぎプロに感銘(50代女性)
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